横浜市南区蒔田すもーるすてっぷ保育園看護師の舟山です。
ここ数年、子どもが小さい頃から「命の話」や「大切な身体の話」をする取り組みが少しずつ広がってきています。
子どもにはまだ分からないのでは?とか、早くから教える必要は無いのでは?等、否定的な意見もまだ聞かれます。
命の話=性に関わる話と考えてしまうと大人の方が照れてしまって、子どもからの純粋な質問に上手く答えられない方も多いのではないでしょうか。
先日、渡邊看護師が園児に「おへその話」をしてくれました。
絵本を読んだあとに、お腹からお人形をだして、みんなお母さんとへその緒でつながっていたとお話してくれました。
そして臍の緒のついた赤ちゃんの写真を見てもらい、おへそはお母さんとつながっていたあかし。もし、お母さんやお父さんがそばにいなくてさびしいときは、おへそをみてつながっていたことを思い出してごらん。
大丈夫、さびしくない。
おへそをとても大切にしようね。
と伝えてくれました。
いっぽ組さんも、にほ組さんもとても真剣に聞いてくれました。「なんであかちゃんはうまれるのかなぁ」と鋭い質問も聞かれるほど、お話を理解してくれていました。渡邊看護師「◯◯ちゃんが大好きで会いたかったからだよ」となんとも心温まる回答をしてくれました。
なぜ生まれて来たかを知ると、自分は大切な存在なんだと感じるのではないでしょうか。自分を大切に出来る人は、他の人も大切に出来るようになるでしょう。優しさの輪が広がっていくといいなと思っています。