横浜市南区蒔田のNPO法人SmallStepの朝倉です。
企業主導型保育事業は企業が保育所を設置して運営を行うことを内閣府が助成する制度です。その事業において想定された形態のうち、単体の企業での保育園の設置は、従業員の福利厚生の公平性などが、確保しにくいという事情もなどもあり、大企業においても難しいものでした。複数の企業で共同設置する形態は、単独で運営するよりもリスクを低減できる、規模の小さな企業においても、大きな費用をかけることなく従業員の福利厚生を実現し、従業員の定着化などができることから、設置が進んだと聞いています。企業主導型保育施設の定員には、地域枠と企業枠という考え方があって、企業枠を一定数確保することが義務付けられています
具体的にはやり方としては、企業主導型保育施設を運営する法人が、従業員に保育が必要な年齢のお子さんがいる複数の企業とパートナー契約を結ぶことで、共同設置の形を取っています。当法人もその一つとなります。
今回、当法人はパートナー契約を見直ししましたが、見直しの目的は提携のネックとなりそうな点を改めて、さらに多くの企業と提携することで、その従業員の方に安心して働いていただけることと、企業枠を維持することで経営の安定性を確保したいと考えたからです。
現にお子様をお預け頂いている、またはお預けになることを決められた保護者の方は、是非お勤め先の企業に改めて企業提携のお話を頂ければと思います。
